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【事件激情】その男、K。─秋葉原通り魔事件 #04

#01 #03

  2010年7月27日公判加藤智大被告人質問を反映した
   【#04改】
こちら


  「格差が出ることが悪いとは思わない」
     ──小泉純一郎 党首討論にて

kako-ziken03.jpg

□□ デモン・シー □□□

はまったく知りもしなかったが、
遠く“御簾の向こう”では日本社会の仕組みを根っこから変貌させる、ある事件が起きていた。




岐阜県坂祝red_convert_20100623001144

2002年、──岐阜県坂祝町。
「さかほぎ」と読む。

加藤智大ことの入学した中日本自動車短大は、

nakanihon.jpg

いちおう短大ではあるが、事実上は専門学校的。
イタリア国立のフェラーリ専門学校と提携して、フェラーリに乗ったりいじったりできるのがウリ。クルマの整備士になるかフェラーリ乗れるしな的な若いのが全国からやってくる。
だから進学校卒K@18歳~20歳は異色の存在。すぐ「成績優秀」になれた。

バイク部に入って、ツーリングとかでまずまずキャンパスライフをエンジョイしてたらしい。

tring.jpg

ところが、


「加藤。おまえ、出席日数が足りんぞ。講習ずいぶんサボったろう」
「はあ、そうですか?」
「呑気に構えてる場合じゃない。このままだと、2級整備士の実技、免除にならんぞ」
「はあ…」
「試験の成績だけよくても、これじゃなあ」
「あ、いいです。整備士にはならないですし」
「は?」
整備士になるための学校なのに、ここに何しに来たんだ?
「ならないって、じゃ、どうするんだ?」
  
先生になろうと思ってるんです。中学校の先生に」
  
「は?」
「だから地元の弘前大学に編入できればいいなと」

先生は唖然である。弘前大学なんておまえ、ここより20も偏差値が上じゃないか。というか中学の先生になるのにウチの授業ぜんぜん関係ないぞ。ふざけてんのか。それとも隠れて猛勉強してきたのか?

そんなわきゃもなく、


2003年3月、

kamen-gaykuten.jpg

結局、K@20歳は、整備士資格すら取らないまま、ただ漫然と短大を卒業。より優秀でなかった同級生たちは整備士資格を手にそれぞれきっちり就職していった。

進路希望先に「弘前大学、希望」と書いたが、そんなの無理な話だ。

それからK@20歳~の行き当たりばったり生活が始まる。


しゃて、

からは遠く遠く離れた“御簾の向こう”で、ある事件が起きていた。それが社会をまったく違うものへと変えてしまうと気づいて声を上げる人もそのときはほとんどいなかった。いても巧みに黙殺された。

suzuri_horror#

人呼んで“財界総理”

大企業ロビー団体・経団連の会長にしてトヨタ自動車会長にして経済財政諮問会議民間メンバーにしてえーとオレの名はすずりじゃない的な奥田碩の、

グローバル時代の競争のためにも、柔軟な雇用体制を」

という要求に従い、

junichirotaremak.jpg

“聖域なき構造改革(除く大企業)”を華々しく謳う首相、小泉純一郎は、
「労働者派遣法改正」を打ち出す。2003年6月6日、自民党、公明党、保守党の賛成で参院強行可決。

この法改正には、
遅効性の猛毒を含んだ種子が仕込まれている。



□ 毒のある花


しゃて、であるが、

2003年7月、
──宮城県仙台市。

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独眼竜政宗の君臨した奥州の街──、


ここで警備員の派遣会社でアルバイトになっていた。

こんな感じの仕事である。

kotsuyudo_01_02.jpg

中学までは勉強できただから、基本的な作業能力はまあまあ高い。「真面目で仕事できるヤツ」と思われ、正社員に昇格。100名の警備員の指揮配置を担う仕事を任されるようになる。

同じ青森出身の同僚もいて、親しくなった。この同僚とは2006年春頃までは連絡取り合う仲だった。

収入と身分もそこそこ安定したは、
この頃、秋葉原にちょこちょこ通うようになった。ゲームソフトを買ったり売ったりするためだ。ホコ天も体験した。

akihabararoad.jpg

この頃、秋葉原はパソコンやオーディオ、電器部品を売る電気街から、アニメ、ゲーム、同人誌のオタクの聖地アキバへと変わりつつあった。


またまたしゃて、

秋葉原にいそいそ通っていた頃──、

前年に芽吹いた毒の花がついに咲いた。

2004年3月1日、

改正労働者派遣法施行。

higanbana.jpg

のち格差社会の元凶として怨嗟の的となる、
「製造業への派遣解禁」である。

これまで禁止だった製造ラインへの派遣労働が、大手メーカーの思惑通りに合法となったんである。

その毒素は社会を少しずつ少しずつ、徐々に根っこを蝕み、腐らせ、破壊し始めた。

ちなみに──、
製造業への派遣解禁で、人材派遣業界はこの世の



人材派遣会社の年間総売上げ──、

2005年 …4兆351億円、前年比41%増
2006年 …5兆4189億円、前年比34.3%増

その急増した利益はもちろん、本来なら労働者自身が手にできたはずのものだ。


のちに経団連御用政治家たちは、しっかりご褒美にあずかった。

小泉純一郎──、
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自民党が野党に転落する前に政界を引退。
奥田の設立したシンクタンクの顧問におさまった。


小泉の片腕として“構造改革”を主導した、
竹中平蔵──、
tanikin.jpg

間違えた、平蔵──、
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あんまし変わらんか、まあとにかく平蔵──、

政界引退後、人材派遣大手パソナ、パソナグループの特別顧問を経て、
2009年、パソナグループ会長職という報酬を受け取った。


が、それはまた別の話。


2005年2月──、

K@22歳は、せっかく正社員になれた仙台の警備会社をとつぜん辞めてしまった。

kamen-gaykuten.jpg

退職の理由──、
自動車関係の仕事を希望しているので」

彼のおれ仕事やめましたシリーズがここに始まる。



□ 音楽エリートの雛鳥たち


2005年4月、

取手キャンパス

──茨城県取手市東京藝大取手キャンパス

こちらは、
マイキー@18歳

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夢と希望に満ちあふれてキャンパスに立っていた。

やっと来たね!

念願の東京藝大に合格したんである。もちろん現役ストレートで。

取手キャンパスにある音楽環境創造科1学年につき20人。少数精鋭のエリート学生たち。


マイキー@18歳の忙しい毎日が始まった。音創で求められるレベルは高いのだ。

gakuf_01.jpg onkyo_02.jpg
こういうのはもちろん、
mixing.jpg hallmixing.jpg
こんなんや、
condance.jpg operas_conv.jpg
こんなことやあんなことも、

とまあ、あらゆる音楽、さらに映像、演劇や舞踏舞踊、パフォーマンス、アートなどもろもろ芸術の知識、コラボ実践、音響、録音、空間設計、文化環境づくり──森羅万象におよんだ。

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そんな忙しい中で、音環1年生の有志で音楽ユニットを結成。
もちろんマイキー@18歳がそのダイナモとなって張り切ってたのは高校時代と同じだ。

大学でもマイキーは優秀な一方で庶民的でなつっこい空気を変わらず持ち続けた。だから内外に友だちも自然と増えていった。

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慌ただしいながら充実した毎日を送る彼女は、やがて音楽学部の別の科で学ぶ「コウちゃん」先輩と出会った。


□ ・おれ仕事辞めました


その頃、K@22歳は、埼玉にいた。
“自動車関係の仕事”をしていたんである。

2005年、
──埼玉県上尾市

appy_kako.jpg 上尾市のゆるキャラ、アッピーだよ

人材派遣大手・日研総業に登録。日産ディーゼル上尾工場で派遣労働者。

仕事内容は、トラック組み立てラインの部品取付け。

kumitate_kako.jpg

日研総業の手配した“社宅”と工場をただただ往復する毎日だ。

社宅といっても日研の借りた賃貸マンションだった。
3LDKの部屋だが、派遣3人でシェア、6畳間3つを個室として使う。家賃数万円はしっかり天引き。その金額は相部屋になっても同額とられ、あげく契約が切れると「会社の借りてるものだから」と即刻追い出される。

K@22~23歳、奮発して手に入れた自慢の愛車を乗り回すのが唯一の気晴らし。500万以上するスポーツカーで、いかにも“分不相応”だった。


この年の夏、は幼なじみや同級生たちにメール一斉送信。

「今から自殺してきます」

友だちは慌てた。みんなで懸命に止めて、やっとは思いとどまった。

構ってチャン発動である。

数は少ないものの、は行く先々に親しい友だちができた。
友人たちはずっと誠実であり続けた。墜落していくを支えようとした。でも友人たちはが心にせっせと溜め込む膿のどす黒さまでは知る術もなかったし、に彼らのせっかくの誠意も届かなかったけれども。


のちに報道でもしきりと取り上げられるケータイの掲示板にハマり始めたのもこの頃。

keitaimail_02.jpg

初めはロムッて読むだけだったけれども、思い切って自分でもカキコするようになった。
それに返答が返ってくるのに驚いた。

おれを相手にしてくれる人たちがいる!

ろくに会話もない単調な日常には、新鮮、鮮度ぴちぴちだった。

書き始めたら止まらない。
日々の鬱憤や不満たらたら、悩みをカキコで吐き出した。
慰めの言葉や「こうしたら?」という助言のカキコがあった。
みんな優しかった。温かい慰めの言葉をくれる女性もいた。

(こうしていれば、おれを大切に思ってくれる女と知り合えて、けけけけ結婚できるかもしれない)

↓Kの脳内風景
omedeto_kako02.jpg

はそんな希望の光にますます萌えたいや燃えた。ますますケータイ掲示板にのめり込んだ。
2ちゃんねるとかもちょっと覗いて少しだけ書き込んだりもしてみるけど、あそこの連中は攻撃的でとげとげしくて、なんだか好きになれなかった。優しい女の人もいないし。


2006年4月
それまで真面目に出勤していたK@23歳は、とつぜん無断欠勤。

kamen-gaykuten.jpg

それきり音沙汰なし。
行方を絶ったまま、の派遣契約を解除、クビになった。



□ ・おれ仕事辞めました、&おれ失恋(T-T)物語


は1か月も経たないうちに次の職を見つけていた。

2006年5月、
今度は、茨城県常総市

josoct_tytjo.jpg 常総の誇り・豊田城

さいわい景気はまあまあいいから職探しには困らない。
でも、なぜか派遣の募集ばかりだったけれども。

あれ? いつからこんな風になったんだっけ?

ともかく今度の職場は住宅建材メーカーの工場。
組み立て作業担当。もちろん派遣。半年契約だった。

例によって勤務態度は真面目、無遅刻無欠勤。

kamen_teri.jpg

最初のうちはいつもこうなんである。

が、

2006年8月、夏休み明け。
「青森に1週間くらい帰ります」と告げて出発したまま、それきり音沙汰なし。

kamen-gaykuten.jpg

行方不明のまま、しかたなく派遣会社は契約解除した。つまりクビ。
今度はたった3か月しか保たなかった。


なんでちゃんと定職に就けないんだろう」
は悶々としていた。
いやそれはキミが毎回バックれてるからだよだが、さすがに自分でも不安になってきたらしい。

keitaimail_02.jpg

そんな頃、もはや肉体の一部とすら化しているケータイの出会い系サイトで、ある女性と知り合う。

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メール交換するうち、が例によって恵まれないおれです話をさらけ出すと、彼女は心配してくれた。

はすっかり舞い上がる。
「こここここここの子と付き合って、ももももしかしてけけけ結婚してしまうかも」

bride_kako02.jpg 服着てねえのかよ

中学生並の妄想力だが、は本気と書いてマジと読む。
“彼女の有無”人生の絶対的評価基準になってきている。

ところが、

花嫁候補から「顔写メ見せて」というおねだりに、が自分の顔写真をメールすると、


それきり花嫁候補からの連絡はぷっつり途絶えた。

adress_sakjo.jpg

アドレスも変えられてそれっきり。






なななななななんでだ?!

sunaface_kai.jpg
 
あんなに優しかったのに!
おれを好きなはずなのに!←妄想

あんなに仲良くなれたのに顔だけで速攻ダメなんて!

そんな瞬殺されるほど不細工なのかおれは。ああそうだそうに違いない。

nayami_kai.jpg

報道でさんざんっぱら顔が出てるが、
加藤智大は冴えないオタク顔ではあるけれど、決して造作は本人のくどくどくどくどこだわるほど不細工じゃない。

でも、当人は不細工ゆえ非モテ説に取り憑かれていた。


不細工だからダメなんだ。女はイケメンじゃないと好きにならないってことか。そうかそうなんだ。







おれは、不細工だから、モテないんだ。




□ 勉強、音楽、ライブ、バイトに絶賛リア充中な彼女


2006年11月、
──東京都

千住キャンパス

東京藝大は新たに千住キャンパスを増設、マイキー音創科も移転。前の取手より都心に近くなった。


マイキー@19歳。大学2年生。

かつてのボーイッシュな秀才少女は、もうあのマイキー人形を出せないくらいの、魅力あふれる華やかな女性になっていた。
それでも持ち前の溌剌とした性格は変わらない。よく勉強してよく動きよく楽しんだ。

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それにバイトにもいそしんだ。「音楽で忙しい」と金銭面をぜんぶ親に頼り切りな子が多い中、マイキーはできるだけ自分でなんとかしようと決めてる女子だった。

大好きな作曲も演奏マイキーはやめなかった。むしろ前よりどしどし取り組んだ。音楽ユニットもどんどん組んでライブも精力的に出た。才能ある音楽家の卵たちとどんどん親しくなって、友だちの輪もどんどん広がった。

これは5人くらいのことを言ってるんではなくて、マイキー1人の以下略。

live_01.jpg

今夜は、別の大学のオカリナ奏者とコラボしたライブだった。マイキーの担当はシンセ。
ライブは好評だった。
コウちゃん先輩も忙しい中、見に来てくれた。うれしい。楽しかった。

今夜も彼女は、輝いている。



▽2005

▼2006.11.21
▽2007

▼2008.06.08


【つづく】 >#05



 【事件激情】
 *ネバダたん─史上最も可愛い殺人者 佐世保小6同級生殺人事件 
 *狭山事件と「となりのトトロ」事件編 /うわさ検証編 
 *東電OL殺人事件 
 *借りてきた「絶望」。─殺戮ゴスロリカップルと毒殺女子高生タリウム 


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COMMENT

ノリアッキーもマイキーの如くのっていますね~!
Kの脳内風景に大笑いしました。
そして伏線ありありの文面は、次回をすぐにでも読みたくなりますね。
ホント面白いです!!!

派遣法の恩恵で何とか食い繋いで来たKですが、
元々できる子ちゃんなのに、どうしてそういう生活に甘んじてしまったんだろうね?
「派遣の方が良いかも」って空気が世間にあった事は否めないかな。。。

| かあたん | 2010/07/06 11:20 | URL |

> かあたんどの

> ノリアッキーもマイキーの如くのっていますね~!

前のシリーズに輪をかけて人数が多くてわけわかんなくなってきてます。整理せねば。


> そして伏線ありありの文面は、

ありがとうございます。長大化が進行してますが。


> 元々できる子ちゃんなのに、どうしてそういう生活に甘んじてしまったんだろうね?

心理学者が「子ども時代になんたらが根付かなかったことで、同じ職場・場所に定着できなくなってこしゅとう゛ぁ」といろいろ説明してますが、難しくてよくわかんないので触れてません。

なんだかんだいってワ士は、「失恋するたびにすべて投げ出す」説なんではないかと思ってますが。


|  noriaky231(仮名  | 2010/07/06 14:48 | URL |

>オレの名はすずりじゃない的な奥田碩

すいません、本筋とはほとんど関係ないこの部分に大ウケしてしまいました。
で、なんだっけ? すずりくんの本名って(笑)
あと、あいかわらずのりあきさんて画像拾ってくるのうまいよねー。
拾ってきて、ここぞというときに出す能力。
すばらしいです。

あ、すいません。全部本題と関係ないことばっかりで。

| ash | 2010/07/06 22:05 | URL | ≫ EDIT

あたしゃね、蛇腹ちゃん、じゃないやわらちゃんとへーぞーがこんなに似ているとはついぞきづかなんだ。似てるくせに、民主党から立候補なのだな。実はへーぞーだったりしてのぅ。そうして郵政民営化をごり押しし直すのである。おかしいと思って詰問すると・・・

「ふふふ」

「ハッΣ(゚Д゚;)、き、貴様は!」

 べりべり(仮面をはがす音)

「なんだ、やっぱりやわらちゃんじゃないか」

というオチであるな。結局誰にも気付いてもらえなくて、

「だーかーらー、俺はへーぞーなの!」

「はいはい、もうわかったからさ、やわらちゃん、どっちにしても漢内閣では油性民営化をやり直すし、消費税もあげちゃうの。そしてどっちもアメリカにあげちゃうの。いっしょでしょ?」

という次第になるのである。

| あ@も | 2010/07/06 22:19 | URL |

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2010/07/07 10:12 | |

> あっ種どの

> で、なんだっけ? すずりくんの本名って(笑)

あれは「ひろし」と読むらしいですなどうやら。
しかしいろいろなサイトやブログですずり呼ばわりされてて全国区なんだなすずり呼ばわりは、と改めて思いましたなあ。

> あと、あいかわらずのりあきさんて画像拾ってくるのうまいよねー。

まりがとうございます。好きなんです拾ってくるの。そしてこういうときは「写真ではありません、写真を模写した絵です(キリッ」と言わないといかんらしいですな。

さいきんはタダで画像処理できるサイトとかあっておもしろくて便利です。

|  noriaky231(仮名  | 2010/07/07 15:41 | URL |

> あ@ゆどの

>  べりべり(仮面をはがす音)
> 「なんだ、やっぱりやわらちゃんじゃないか」

なんで似てるのにわざわざ仮面付けてるのだ。しかも取っても同じ顔。化ける意味がない。


> 漢内閣

なんか隆慶一郎一発変換のいくさ人どもばかりそろってる内閣みたいだな。みんな桜をみながら「だがそれがいい」みたいなこと言って酒飲んでるの。で、やっぱり政治はしない。

|  noriaky231(仮名  | 2010/07/07 15:49 | URL |

そういえば

最近あった中3女子と同級生による自宅放火事件
調べてみたら日常脳さん向きの事件のように思いましたよ

思い込み思い詰めてしまった姿は思春期の少女らしい思考の固まり方のように思います
共感した人間が居たがため、実行に移ってしまったような節もあるようですし。
まるで『乙女の祈り』ですよ

| ポーリーン | 2010/07/10 13:59 | URL | ≫ EDIT

> ポーリーンどの

コメントありがとうございます。

> 最近あった中3女子と同級生による自宅放火事件
> 調べてみたら日常脳さん向きの事件のように思いましたよ

あらーまるでワ士の脳を覗かれたかのようなお言葉ですね。
そして姉妹ブログにも「乙女の祈り」みたい「ゴスロリカップル事件みたい」と書いてきたところです。

ただいま情報追跡中。まだホヤホヤすぎですが。

>
> 思い込み思い詰めてしまった姿は思春期の少女らしい思考の固まり方のように思います
> 共感した人間が居たがため、実行に移ってしまったような節もあるようですし。
> まるで『乙女の祈り』ですよ

そうなのですよね。片方が日本語が苦手で疎外されていて、唯一の親友を得てすごく閉じた世界が完成しちゃったところとかも不気味なほど似通ってます。

|  noriaky231(仮名  | 2010/07/10 14:26 | URL |

やはりチェックしてましたか笑

今別館覗きましたがこの事件で『乙女の祈り』を思い出した人を私以外で初めて見ましたよ…案外皆知らなくて

しかし『乙女の祈り』や『桃寿』に比べて、本当に虐待を受けたりしていたなら…演技 部分は少ないように思います
それ故に、残酷で悲しいような。

『殺さなきゃ救われない』『私が死ぬか家族が死ぬかしかない』
私も少女だったころ、そんな思考に囚われた事があります
私は一人だったから、実行もせずに終わったけれど。
彼女には、逃げる場所が無かったんでしょう。


記事に無関係すぎる内容なので記事に触れると 笑
Kも、親の支配から脱け出せてもなお、親の影に操られていたのは、心の奥底で母の愛情や周囲からの救済を求めていたからでしょうね
寂しきモンスター。
殺人者というのは、馬鹿か悲しい人間ばかりだ

| ポーリーン | 2010/07/10 14:50 | URL | ≫ EDIT

> ふたたびポーリーンどの

> やはりチェックしてましたか笑

はい。すみません。
隣の席の子を刺しちゃった事件も気になりましたが、こちらの方が深いですね、あらゆる意味で。

>
> 『乙女の祈り』を思い出した人を私以外で初めて見ましたよ…案外皆知らなくて

ありゃ?そうなんですか?ピータージャクソンとケイトウィンスレットのマイベストなんですが。確かにほぼ知られてないかもしれませんね。あれもなんだか悲しくてかあちゃんが哀れな話でした。


> しかし『乙女の祈り』や『桃寿』に比べて、本当に虐待を受けたりしていたなら…演技 部分は少ないように思います それ故に、残酷で悲しいような。

この少女たちとくにブラジルの少女の方がマジに苛酷で絶望すぎで哀れすぎですね。
桃寿や乙女の2人なんてパチモンの絶望ですから。
日本(日本人種なのか、日本国籍なのか定かでないですが)の少女はそれに比べればマシそうですが、たぶん同化して不幸を強化しまったんでしょうね。


> 私も少女だったころ、そんな思考に囚われた事があります

やはり人間、ほんのちょっとのきっかけの差かもです。そのときに蝶がはたはたと飛んだくらいの差で一線踏み越えてしまったり。
そのときポーリーンどのの目の前に蝶がはたはたと飛ばなくて、本当によかったと思います。


> 記事に無関係すぎる内容なので記事に触れると 笑

いえいえ構いませんよ、無関係でも。無関係のようで無関係でないですし。


> Kも、親の支配から脱け出せてもなお、親の影に操られていたのは、心の奥底で母の愛情や周囲からの救済を求めていたからでしょうね

やはり親と激突するというのはものすごく精神エネルギーを消耗しますからね。たぶん家を出た時点でライフエネルギーはもう限りなくゼロだったんでしょう。新しいものを求める力すら残ってない。だからかあちゃん。

このあと彼にもそれぞれ一度だけ、かあちゃん的とうちゃん的な存在が現われて、立ち直るチャンスがあったんですが、結果はご存じの通り・・・。

> 殺人者というのは、馬鹿か悲しい人間ばかりだ

確かにそうなんですよねえ。根っからの兇悪な殺人者、というのもごくマレにいますが、
ほとんど知るほどに泣きそうなほどの愚か者が多いんですよねえ。

|  noriaky231(仮名  | 2010/07/10 15:34 | URL |















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