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【事件激情】県警対14歳 Vol.13(終)【酒鬼薔薇聖斗事件】

ある作文

「はじめて犬を飼ったとき」

writingpaper01n210.jpg 

……
ペットやさんにいったけど、ほとんどががらのわるいいぬでした。おくのほうにいってみると、こいぬのやさしい目をしているいぬがいました。そのこいぬをかうことにしました。
……
ペットやさんのところからかえってきたいぬははこにはいるくらいちいちゃかったです。

そのいぬのなまえは「さすけ」とゆう名前をつけました。




titlefor13;01n450 
contents01xx.gif>>bookmagazineweb01xx.gif
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例によってこの文字色の人物*すべて仮名である。
特命専従班の刑事たちは架空の刑事である。

警察を含む会話・思考、取調室の対話の多くも妄想にしてねつ造である。

ただし、事件関係者による公の場での言動
遺族シゲル*両親の言動、それに対する捜査員の発言は、
公開された記録にもとづく。

前々回くらいにふれた彼のオリジ思想だが、誤記を指摘してくださる方があり。正しくはエクソファあれ?トファ?えーと、とにかく訂正したんである。付け焼き刃じゃいろいろボロが出るんである。



comi_minazukityphoon.gif 

1997年
6月28日


土曜日

──事件発生から36日 逮捕当日


typhooneye01n300.jpg 
台風8号、日本列島縦断コースを絶賛東進中。
観測史上初、6月に2つ目の台風上陸だった。
午前9時頃、長崎県に上陸する見込み。

という、
午前7時──

somogaoka;0800x230 
須磨ニュータウン 北須磨団地

捜査官の一群を乗せた車列は目立たないよう静かに静かに北須磨団地入り。


police;car0628;02n200 
友が丘中公園付近に分散して捜査車両を停めた。

朝っぱらのピンポーンに、
なんやの、朝早うから──出たのは琴絵*だった。

mama;03n200  
兵庫県警です」
五十嵐*警部は警察手帳を示して、

「息子さんとお話したいのですが」



琴絵*は反射的に「おとうさん、警察の人が」と亮一*を呼んだ。
亮一*がいぶかし顔で出てきて、

father;mourning01n200 
「は、あのー息子は3人おりますが」
「ご長男のシゲル*くんです」

まもなくパジャマから部屋着に着替えたシゲル*が眠そうに現れた。

boy;face002n180

小柄で華奢な少年を前に、刑事たちは内心驚く。

こんな子どもなのかよ。

シゲル*くんだね。君に訊きたいことがある。今から一緒に来てもらえるかな」

シゲル*はたるそうに「はあ…」と応じて、
安東*警部補とともに車に乗りこんだ。

mama;youtoo01n200 
小河*刑事がすかさず、
おかあさんともお話があるのですが、一緒に来てもらえますか」
「へ? わたしも? なんですの?」
「詳しくは向こうでお話ししますから」

琴絵*もワケもわからず、シゲル*に続こうとしたが、「おかあさんはこちらに」と別の車に。

亮一*弟2人五十嵐*警部ら数人の捜査員日向*家に残った。

father;talkwithdec01n200 
しかたないから亮一*刑事たちと世間話をはじめた。いやあ台風が6月に来るとは珍しいですなあとかなんとかどうでもいいことを。
今日は台風だし予定もとくにないといやないんだが、あらかじめ電話で知らせてくれればいいのに。警察だからって急やな。

で、うちの妻と息子になんの話があるんで?とふっても刑事たちは答えない。


こんなかんじで日向*一家、さりげなく分断。

万一、家族も共謀してた場合、証拠隠滅させないため。
弟たちの動きにも油断なく他の捜査員が目を光らせ。

五十嵐*警部は時計をチラ見。リミットは夕方。

police;car0628;01n200 
日向シゲル*を乗せた覆面パトの行き先は、
捜査本部のある須磨署ではなく、

中央区下山手通、県庁前──

policehyogoheadquarter01x280pxcopy_20110529025500.jpg 
兵庫県警本部

そこでは特命専従班の、
detectiveswalking02_20110529025501.jpg 
detective;sergeant02n のコピー detective;officer02n200 のコピー 
伊丹*高浜*のバディ、

detectiveandboyinpark_20110529025502.jpg detective;hearing01n200
dec;matsugasaface01n200 
宍戸*松笠*のバディ、
が待ち受けている。

彼ら4人が取り調べを担当する。架空の刑事なのに。

昨夜、山下捜1課長に持ちかけられたのだった。
「君らは架空の刑事ではあるが、今では最もあの少年を理解しとるだろう。調べ官、やるか?」

調べ官──取調官は、捜査員にとって最も難しく、かつ誉れ高い仕事だ。
4名とも引き受けないはずがない。


さて、どうするね。と調べ官4名は前夜遅くまで捜査資料勉強、早朝から作戦会議。

dec;meeting01n250 
「時間は目一杯引っ張って夕方まで。それまでに自供とれなんだら時間切れ。つまり、おれらの負け、警察の負けや」

「まず、手堅くやれそうな2月通り魔から攻めてきますか」

detective;smoking01n200 
「それでまず時間を稼げるし、一気にいけるかも。伊丹*さん先攻で行きますか」

detective;matsukasa05m200 
少年殺しの方はやっぱりしんどそうですね」

dec;itamisaid02n174 
「そうやな、しかしやりようもないわけやない。日向シゲル*はな、ありゃ勉強はからきしだが、じつはかなりプライドが高いガキや。犯行に絶対な自信を持ってる。そのへんがキモやな」

dec;meetingshishido01n180 
「あいつ、人の死や痛みに平然としてるくせに、自分のことだけものすごく大事じゃないですか? そこ使えんかなと思うんですけど」

dec;cigarette01n180 
「まあいずれにしても材料少なすぎや」

物証がない。状況証拠ばかり。
男児殺害遺棄については状況証拠すらあやふや。

しかも相手は未成年、ダブルしかも14歳。まだ任意なのに日をまたいで拘留というわけにはいかない。自白なしのままだと家に帰すことになる。親が知れば明日の取り調べは不可だろう。
トリプルしかも夜7時以降は原則聴取不可
つまり今日の夕刻までに逮捕状を請求できるだけの自供を取れなければタイムオーバーとなる。

取り調べ難航必至。負け戦に終わるかもしれない。

が、4人ともじかに顔を見てじかに話したかった。

sakakibaraseito01n.jpg 
酒鬼薔薇聖斗という異形の怪物と。

おまえは何者や? どこからなにをしに来た?

“お客さん”たちが調べ官4名の前に現れ、じきじきに演説をして去った。
まあ要は頑張れ負けるなフレーフレーということだ。

やがて、日向シゲル*を乗せた覆面パトがうろつくマスコミの目につかないようにささっと県警本部ビルへと滑り込んだ。

dec;withskb01n200 
シゲル*を連れてきた安東*警部補が、待ち構える伊丹*高浜*にささやき。
「手ごわいで。気張れ」

午前8時──

police;hearingroom01n160 

日向シゲル*くんやな」

skb;silent03n2;166 
これまでさんざこのガキのあらゆることを調べまくって知り尽くしたと思ってたけど、
思えばじかに顔合わせするのは初めてだった。

こんな子どもやったんか。

「私は須磨署伊丹*、こっちが県警高浜*や。朝早うから悪いな。事件について急いで聞かせてもらいたいことがいくつか出てきてな」

取り調べ開始。


typhooneye02n300.jpg 
午前9時──

台風8号長崎県西彼杵半島に上陸。瀬戸内海を東北東へ。

typhoon;reporter01n200 
「夕方から夜にかけて阪神方面を直撃する見込みです」

捜査主任官である山下捜査1課長の自宅前。
ここにもマスコミが張りついてる。

台風はまだ来てないがこの頃、前座のように朝の阪神は雨模様。

山下課長が出勤のため出てくると、記者たち口々に、
「おはようございます」
課長、今日のご予定は」
まあいつも答えてくれないんだが。

police;executivehouse01n200 
「今日はこのまま須磨に行きますわ」それだけ言って捜1課長は車に。

ん? めざといベテラン記者*が気づいた。

課長がいつも言わない予定をわざわざ告げた。
っつうと、
なにか隠そうとしてるのか? 逆のことが起こるのか? 今日動くのか?

課長の動きから目を離すな。


police;tarumibase01n200 
一方、琴絵*小河*刑事らに連れられて、
こちらも所轄の須磨署ではなくお隣の垂水署へ。

そこで交わされたのはなぜかどうでもよさげな子育ての話。いやー3人も男の子がいると大変でしょうねえとか。

mama;intarumi02n 
そんなん台風来るっちゅう日にわざわざ遠くまで来させてする話やろか、
琴絵*は疑問符。


coat;koube01n200 
中央区橘通・神戸地方裁判所

神戸地裁は明治時代のレンガ積み洋風建築だった旧館のファサードだけ残して近代ガラスビルと拡張融合。さいきん流行りのアレ。
で、当然ながらこのリニューアル、いたって市民に大不評なんだが。

ここで捜査本部付の警部捜査員たちがじりじり待機中。

………
…ヒマ…うーヒマや…。

何もやることなしいうのもまたつらいもんやな…。




中央区
県警本部 取調室


boy;hearing01n215 
伊丹*はできるだけ穏やかに2月通り魔事件について日向シゲル*“聴取”中。

まだ彼は重要参考人ですらない。

上級生磯江アサコ*のつけ回し、2月10日アサコ*ノリ子*に逆襲されて問い詰められたこと、
その直後の時間帯に南落合橋付近で小学6年松風シホ*村雨フジコ*通り魔に襲われたこと、
なんてのをまあいろいろぶつけるわけだが。

シゲル*は「知りません」「ボクやないです」
ぽつぽつ否定。
「話を聞きたいだけやないんですか? これ取り調べなんですか?」

ぬー。
怒鳴りつけてやりたい。

分かっとんのやぞ。

boy;lookgirls01n200 
てめえはな、まず同世代の可愛い女の子を餌食にしたれと狙ったんや。

JC;stalk02 
女なら弱くて簡単やとナメてかかったな。

JC;attack08m JC;attack01m 
あいにく磯江アサコ*はおまえよりずっと賢かった。頼れる友だちもいた。

おまえは見下してた女から逆に追い詰められて、しかもママと一緒に叱られてとんだ大恥をかいた。
おまえは女にも敵わんへなちょこだ。

crimegirls2_20110409172600.jpg crimegirl04surprise2.jpg 
だからおまえはもっと弱い小学生を襲ったんや。

crimegirl02surprise200px.jpg littleboy01s200pxcopy.jpg 
小学生相手ならいくらおまえでも勝てるしな。

なにがスクールキラーや。
てめーなんざ弱い者イジメしかやれん情けない弱虫じゃ!

──なんてセリフは中学生の事情聴取で言えないんだが。
常習犯のチンピラ相手とちがう。怒鳴ったり机を叩いたりも禁じ手。

家族ネタを自供の切り札に使う手も、
最初に少し匂わせてすぐ悟った。
「こいつにゃムダや」

どんな凶悪犯でもたいてい親(とくに郷里の老いた母)とか子どもとか「家族のためや」的に話を持ってくと意外ともろい。
極悪な容疑者が最後は泣きながら自白するのも見たことがある。

が、このガキは違う。

tokashiso01n.jpg 
家族なんぞなんとも思ってない。
たるそうに見返すだけだ。
こりゃ情に訴えても落ちっこない。

vegetables.jpg 
被害者遺族の線で攻めてもムダだ。
こいつが大事なのは自分だけ、他人の苦痛とか悲しみとかになんの興味もない。

ほんとに「野菜」と思ってる。

littleboy01s200pxcopy.jpg 
だからこいつは顔見知りの小学生すら平気で手にかけた。
ただ殺しやすそうだった、というだけの理由で。

detective;sergeant03n200 
2月10日犯人はあの日が初めてやったんと違うかなあ? そやからえらく雑な手口だったんやな。やってから慌てふためいて逃げた。雑でぶざますぎてな、被害者の女の子にしっかり顔を見られとる」
「………」

girl;fujikochan01n 
彼女は証言したよ、君の学校の制服を着た生徒やったってな。
何人かの写真からちゃーんと顔写真を選んで、はっきり証言してくれた。

girl;fujikochan02n200 
こういう人に殴られた、ってな。
それが君の写真やった。
君がすぐ近くにおった時間帯に通り魔事件が起きて、君とそっくりの犯人が目撃されとる。こりゃどういうことかな。君、説明してくれんかな」
「ボクは知りません、見間違いです」
「なあ、これだけ証人がいるんや。このへんで君もういっぺん説明し直した方がええんやないか」

もう何度目かの繰り返し。
だが、いける、と伊丹*は思った。




JC;horrorgirl200n さらに違うものになっているアサコ*
あの女は手ごわすぎる。

>>>ノリ子*>>>>>シゲル*的主観のシゲル*
JC;skbimgnoriko01n200 どんだけノリ子*大きいんだ
あの女の手下凶暴すぎる。

もちろんボクが傷ついたりしてはいけない。
反撃されない人間じゃないと。
あと逃げられたり、誰かに助けを求められても困る。
逃げ出したりしないような人間じゃないと。

crimegirls2_20110409172600.jpg 
そうやって考えながら家に戻る途中、

crimehithammer_20110409172601.jpg

あ、やった。

超えられないと思っとった一線を超えた。

bone01.jpg 
人の道を踏み外した。もう何やっても構わないんや。

人の死を理解して、ボクのもんにしたい。





須磨警察署 捜査本部

dec;glassdec01n200 
山下捜1課長、素知らぬ顔で出勤。
昨日までと同じ捜査指揮をしているような芝居を続けた。

ほかの捜査員もあたかもいつもと同じ捜査を続けているように芝居を続けた。


課長の動きを気にしてたベテラン記者*、拍子抜け。

newspaperman01n185.jpg 
ぬーカンがはずれたか。
署内の記者クラブでくすぶってると、
若手記者が慌てて知らせに来る。

五十嵐*管理官が消えました。県警本部にも不在のようです」
「消えたあ? 自宅は!」
「それが、昨夜は家に帰っとらんとのことです」

五十嵐*警部捜1課長の右腕だ架空の右腕だが。それが行方知れず。

「昨夜、須磨署からは出たんだろう?」
「、と思いますが…」
「思いますやないわ、どアホ! 探せ!」

くそー課長は囮や。
キーマンは五十嵐*管理官やったか。架空やと思って油断しとった。わしも架空やが。

捜査本部、今日なにかやるぞきっと。

そこへ支社から連絡。

coat;koube01n200 
神戸地裁に立ち寄った記者から、
捜査1課警部を見かけた。何するでもなく待機してるようだ」
報せがあった、という。

慌てて地裁の司法記者クラブに電話して聞いた。
が、五十嵐*警部とはちがう警部らしい。なーんだ。
いや待てよ。
なにしに来てるか、よしみ通じてる地裁の職員に探りを入れても、なんで警部が待ってるのか知らされてないみたいで。

地裁警察官が待機してる理由といえば、


刑事裁判証人として出廷するため。

>今日は土曜日。公判もない、裁判所はお休み。

いや、ちがう、ちがうぞ、

週末でも動いてる地裁の機能がある。

書類申請の受付けと発付

で、わざわざ幹部警察官が出向いて待っている。
司法警察員のそれも警部という階級が必要な書類、となると。


捜索差押許可状 検証令状──家宅捜索セット

それと、

逮捕状


「ああ━━ッ! くっそ━━━━ッ!」

newspaperman02n.jpg 
五十嵐*管理官を探せ! 今日、酒鬼薔薇を捕まえる気や!

と、そんな風に見抜いた社はほとんどなく、
気づいたとしてもその監視の目は、被害男児の自宅へと向く。

なんせ男児の父親犯人だと勝手に決めてるから。




中央区
県警本部


「やっと2月の分だけ認めよりました」
「よし、でかした」
これで男児殺害まで追及する時間が少し稼げる。少しだが。

dec;aryakatai01n200 
班長の言われた通りです。ありゃ手ごわいわ。14のガキがこんな物々しいとこで取り調べ受けたらふつうビビるもんやけど、まるで動じん」
「子どもなのにキモが座わっとるのか」

「というよりも周りのことに無関心なんです。2月の件を認めたのもたぶんウソの辻褄合わせが面倒くそうなったからですわ」

シゲル*2月通り魔を認めたのは、被害者のケガが軽かったと分かってるからだ。凶器ショックハンマー。プラスティックで覆われていて殺傷力は薄い。

半落ちや。そこ突破口になんとかならんか」

detective;smoking02n200 
2月事件はボロも多くてあいつも自信がなかった。だが3月と5月の事件は証拠も証人もない、さんざんマスコミが煽っとるし承知や。きっと粘るでしょう」

休憩をはさんで、3月通り魔事件の取り調べに移った。

「じゃ、もうひとつの話もしよか。3月16日にあった竜が台の通り魔な。君、あれについても何か説明してくれることがあるんやないか?」




垂水区本多聞
垂水警察署
──

午後になって、琴絵*に対する刑事たちの質問がガラっと変わった。
日向シゲル*2月南落合通り魔事件自供したという連絡が入ったからである。

2月に息子さんと一緒に学校に呼ばれましたね。そのとき息子さんはなんと言いましたか」
3月16日の昼頃、息子さんがどこにおったか覚えていますか」
さらに、
「じつは3月の通り魔でちょっと息子さんの名前が出てね、疑われとるんですよ」

たたみかけられ、琴絵*はあたふた。

mother;what01n200 
「なんですの? なんでシゲル*がそんな物騒なこと? 学校の先生がそう言うたんですか? 悪い友だちがそう言いよるんですか?」




須磨区
北須磨団地

昼過ぎから──

tankyama01s200px.jpg

捜査員がぞろぞろタンク山付近に現れて。
ご近所に聞きこみを始めた。

でも質問は昨日までとは違って。

detectivesinvestigation01.jpg 
5月24日から26日の間に、付近で怪しい少年を見なかったか」
に変わったのだった。


一方、マスコミ各社、
捜査の変化を察知するのが遅れた。
迫り来る台風8号の方に気をとられて、土曜だしこんな日に動きはないだろう的に。

なにかある、と感じた社も、逮捕されるなら男児の父親と勝手に予想してたから、そちらの方に人員を張りつかせて。
当然のことながら、日向*家はまったくノーマーク。




中央区
県警本部 取調室


book;katsudon01n160 なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?

案の定、取り調べ苦戦中。そして実際は取調室でカツ丼なんて出まへん。

3月竜が台事件は、2月事件とちがって証人も証拠もない。
被害者2人のうち、

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金づちで殴られた山下彩花は意識不明のまま死亡

dec;andnaomi01n220 
刺されて一命を取り留めた熊谷ナオミ*も犯人の顔までは覚えていない。
顔写真を見せても、ナオミ*は途方に暮れて涙を流すばかり。

girl;marchslashercasecry001n200 
ごめんなさい覚えてないんです分からないんです
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい──

あの哀れな女の子のためにもこいつ絶対落としたる。

2月で使ったのはショックハンマーやった、君さっきそう言うたよな。3月16日にな、彩花ちゃんの頭を殴るのに使われたんは、金づちや」

「手口が似とるうえにパワーアップしとる。ショックハンマーじゃ大したケガをさせられんと分かったからかな。場所も近くてな。これ全然関係ないと思えって方が逆に不自然や。そう思わへんか」

boy;hearing02n200 
「知りません。ショックハンマーは持っとったけど、金づちなんて持ってません」

ウソつきめ。つるつる口からでまかせが出てくる。

こんなウソを手もなく信じてこいつの親は何度もこいつをかばった。叱ることもせず学校の指導を邪魔した。だからこいつはウソを言い張れば何でも切り抜けられると思ってる。

しかしな、クソガキ。そこが攻めどころや。
おまえはウソをつき慣れてても、とり繕うとこまで鍛えられてない。

“龍馬のナイフ”。君がそう呼んで愛用しとる彫刻刀や。あれ危ないよな。形からして深く刺さるぜ。もちろん人の体にも刺さるな」

dec;vsskb01n200 
「もういっぺん訊くで。3月16日の昼頃、君はどこで何しとったんかな?
タンク山にいた? 寝てた? タンク山のどこで?
ここに地図があるんやが、どこらへんやったか指してくれんかな」

「ふうん、おかしいな。君はさっきタンク山とは言わんかったぜ。友が丘西公園や言うとったぞ。(と高浜*を向いて)なあ?
ん? カン違いやったって? 今思い出した?
それじゃ、ついさっき君が地図で正確に場所まで指したのは一体いつの話なんや?
便利なカン違いやなー。

100people1poem200n.jpg
君モノ覚えるの得意なはずやろ。
百人一首を80コも覚えたってのも聞いたぞ」

「なあタンク山で寝てたっちゅうのはもうナシにしようや。それは5月24日の友だちへの言い訳のネタにも使うたやろ」
「毎日あそこに昼寝しに行っとったから、混じったんです」

「さっきも言うたけどな、友だちや親相手にはそんでええかもしらんが、
今この部屋ではな、そうはいかんのや。
誰かと一緒やったとか、そこで誰かに会って話したとか、そのときそこにちゃんとおらな見えんかったもんを見てるとかな、そういう証しが必要や。
いたいたガンコに言い張っとるだけではな、
君の親は納得するかもしらんが、家の外じゃ通用せんのや」

伊丹*はあくまで声を荒げず、静かに静かに、じりじりシゲル*のでまかせの矛盾を突っついていく。

boy;skbangry01n200

シゲル*はどんどん不機嫌な仏頂面になっていく。

どうや、おまえのウソがここまで突っつかれたことはないやろ。そう、世間はな、おまえのママのように甘く見逃してくれへんで。ここには学校の先生に逆ギレしてくれるママはおらんぞ。

「なあ、こんなに矛盾だらけじゃ、君の説明の方がぜんぜん理屈に合っとらんよなあ。それは分かるよな。これで人をふつうに納得させるのは難しいぜ。
なあ、そろそろ君の口から説明し直すことがあるんやないかな──」




H9.3.16
愛する「バモイドオキ神」様へ

skbnote01n200.jpg 
今日人間の壊れやすさを確かめるための「聖なる実験」をしました。


tatsugadaipark01.jpg 
「手を洗う場所はありませんか」
「学校にならありますよ」


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「着きました、ここです」
「お礼を言いたいのでこっちを向いて下さい」


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階段の下にとめておいた自転車で逃げた。

そのあと小さい男の子の後を尾けたけど見失い、
公園近くで女の子が歩いてるのを見つけた。


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後ろに自転車を止め、公園を抜けて先回りし、正面から通りすがりに

crime01knife.jpg

crimegirl02Asurprise200px.jpg

H9.3.23
──捕まる気配はありません。目撃された不審人物もぼくとかけ離れています。これというのも、すべてバモイドオキ神様のおかげです。これからもどうかぼくをお守り下さい。


crimenote01n200.jpg

ああ、分かっとるって。
バモイドオキ神は、ボクの実験となんの関係もあらへん。

ボクの心のどこかに、こんなことをしてはあかん、って気持ちがまだ残っとる。2月10日に捨てたはずの理性とか良心とかそういうのだ。

だから殺す理由付けが欲しくなったんや。

実験ノート聖なる儀式みたいにバモイドオキ神殺人を捧げてるように考えた。

それっぽくなるようバモイドオキ神の絵も無理矢理描いた。

bamoidokiatcrimenote01n.jpg 
バモイドオキ神は、夢に光としてしか現れない。
だからボクが勝手に姿をイメージした絵や。

ぜんぶボクがボクの良心とか向けにつくったストーリーだ。

ホントはしたいからす。

人の脳や内臓が見てみたい。





dec;smoking01n200 
伊丹*が疲れ果てた顔で出てくる。

「どうや」
「あと一歩でしたわ。……しかし無念ながら時間切れや」

伊丹*は、宍戸*松笠*に、
「バトンタッチや。すまん、落とし切れんかった」

dec;hearinganditami01n200 
調べ官が宍戸*松笠*に代わって、

取り調べ再開。

3月竜が台通り魔事件の追及はやむなく保留にして、
小6男児殺害および死体遺棄事件の聴取。


宍戸*は初めて日向シゲル*の眼を間近に見て、

skb;eye03n 
コウヘイ*の奇妙な態度の意味をやっと理解した。

(あいついじめる奴なんておらへん)
(会えば分かります)


そうやな、毒蛇に素手でちょっかい出すやつはいない。




kitasumadanchi01x.jpg
午後3時──
北須磨団地

婦人会はいつもと同じように友が丘周辺をパトロール巡回中。
「台風来るし、悪いやつも休んどるんやない?」
と言いつつも。


headquarter01n180.jpg
中央区 県警本部

宍戸*松笠*は疲れを隠せず、伊丹*高浜*の前でぐったり。


detective;groggy01n200 dec;groggy02m200 
「いや参った、いや、ありゃほんま固いわ」

ワル仲間コウヘイ*ヨサノ*の証言、パンダ公園事件カネマサ*の証言と「懲役13年」酒鬼薔薇マークと、公衆便所に刻まれたシゲル*マークが一致すること、手持ちの札を次々とぶつけたんだが──、

まったく口を割らない。のらりくらりである。

そもそもこっちの手持ちがワンペアかツーペアばかりで捕まえ切れないんだが。

この友が丘事件、精緻で狡猾な犯行に見えて、
じつは驚くほどテキトーかつおおざっぱだ。

bicycleontheroad01n200.jpg 
捜査網にかかりにくい行きずりの他人ではなく、弟の幼なじみ自分も顔見知りという近い人間を犠牲者に選んだ考えのなさ。
しかも白昼の往来で堂々と子どもを連れ去って殺害
友だちと会う直前遺体現場に工作、

大胆というよりなんも考えてないというか、行き当たりばったりで。

なのに誰にも目撃されていない。
いやきっと何度も姿を見られてはいる。だが“目撃”されてない。
あまりにもその場に当たり前に溶け込んでいて、誰の記憶にも残らなかった。

タンク山で緊急地取り中の捜査員たちから次々と中間報告がきてるが、かんばしくない。

brothers;skbimg01n200 
近所の住民は、日向*家に兄弟がいることは知っている。
次男ソウヘイ*と三男ユキオ*

boy;shigeru01m200 
だが長男シゲル*となると、
「いたっけ?」
という反応がほとんど。

3兄弟でなく2兄弟だと思われてたり、シゲル*を知ってると言う住民でもよく聞くと弟とカン違いしてたり。

学校では相当な問題児だったシゲル*、近所での存在感は限りなく希薄。
弟たちと違って学習塾にも習い事にも地域の催しにも現れず、部活の卓球部はすぐ幽霊部員になり、
ふらふらしてるだけで周りと接点もない少年。

そこで生きてることさえ忘れられていた。

boy;whiteshadow01n 
“透明な存在”

警察への犯行声明などという悪ノリしなければ、そもそもあいつが捜査線上に浮かぶことすらなかった。

それでもあいつは自分が優れた殺人者だから捕まらないと思ってる。

そして2つの犯行声明を物証とする可能性は、筆跡の一致が証明できなくて絶たれてる。

軽いケガ人の出た2月はともかく、
殺人殺人未遂3月通り魔の追及は、こちらの都合もあったんだが、のらりくらり乗り切った。

そのへんも「逃げ切れる」と自信持ったに違いない。
やつめ、本能か動物的なカンかなんかで警察の焦りに気づいてるかんじもする。


今やってるのはまだ任意同行事情聴取の名を借りた取り調べで、まあ警察はよくやる手なんだが、はっきりいって違法スレスレというか違法だ。
それを14歳に対してやってるわけでダブルやばい。
あくまで事情聴取ってのを建前に黙秘権もあやふやにしてる、まあ警察はよくやる手だが、
これも入れてトリプルやばい。

頼みは2月通り魔事件を自白したことだが、あれでどこまで引っ張れるか──

detective;question02n196  
伊丹*はふと、
「なあ、あいつ、なんでこんなに固いんやろな」

「証拠がないことに自信があるからでは?」
「んー、それにしてもや。おれら、忘れとらんか。あいつは筋金入りの前科何犯って悪党やない。そもそも子どもや。14年しか人生経験しとらん坊主や。……ん、ちょっと待てよ。なあ高浜*くん、そこのファイルもういっぺん見せてくれ」

detective;read01n 
伊丹*はブツブツ言いつつ資料を見直してたが、

班長
安東*警部補を呼び、
「あいつ、もしかして■■■を知らんのではないでしょうか」

これこれあれあれと説明した。

「突破口になるかもしれません。いや突破のためにふやけさせるというか」

まさか、と宍戸*たちは反論。

detective;meeting01n200 
「いくらなんでも■■■を知らんってこたないでしょ。だってこれ小6のときの作文ですよ? しかも連続殺人をやらかそうとしてるやつだ。そういうやつにとっちゃ■■■なんて基本中の基本やないですか」
第二の犯行声明では別人になりすましてるわけだから、わざとああやって書いたんじゃないですか」
「それに『懲役13年』はどうです? あんなことまで考えとるやつが■■■知らへんなんて」

detective;meeting02n200 
「その辛気くさい『懲役13年』もういっぺん読んでみい。■■■知らんでも書けるで」
伊丹*はゆずらず。
「そこには■■■のことなんてひとっつも書いとらんかったぞ」

「そりゃそうですが…。うーん、なんでそこまで確信あるんですか」
「ん? 確信なんかあるかい。カンや」

detective;sergeant04n 
安東*警部補は考え込んだ。
「よし、やってみよう。いくつか仕掛けが必要やな」

「ええ、まずあのガキを須磨署に移しましょう。ここはあいつにとって非日常や」

ふつう被疑者警察署、取調室という非日常に投げ込まれることで不安定になり冷静さを失う。だがあいつには意味がない。なぜならあいつは日常を生きてない。

「逆にあいつの日常に無理矢理近づけてやるんです」
「方針転換やな。本部の許可が必要だ」
「すんませんが、急いでください」

時間は午後4時を回ろうとしてる。
夜になっても息子が戻されなければ、さすがに親が騒ぎ出し、マスコミが気づく。

それまでの勝負や。

cloudtodark01n160.jpg 
雲行きがどんどん怪しく。台風は瀬戸内海をさらに進み、
岡山県倉敷に上陸する模様。

須磨警察署

police;chiefatpress01n200 
小林署長署長室で、定例の座談形式の囲み取材中。

記者の一人が、
捜査員は休みがとれますかね」
「そうやなあ、まだ無理やろう。長期戦やしな」

なんて署長が涼しい顔で言ってるその頃、
日向シゲル*を乗せた覆面パトはひそかに須磨署に到着。

署内で取り調べが再開されていた。

skb;silent02n180 
シゲル*はやっぱりかたくなに否認を続けている。

「この窓の下にある駐車場な、そこにビニールシートで仮設の安置所をつくってな。あの男の子頭部を安置した。そこでおとうさんに確認してもらった。むごいなあ」

宍戸*がふっても何も手応えがない。
こいつなんの感情もないのか?

skb;eye03n 
返事をするのも面倒になってきたらしく、
黙秘権はないんですか」
とか言い始めている。

まずい、
余裕ができて、気づき始めたか。

ってとこへ、
いきなりドアがぐいと開いて、

dec;itamiintoroom01n200 
伊丹*が入ってきた。
シゲル*はちょっと不快な顔。
なにしろこの刑事には2月の分だけとはいえ認めさせられた。プライド傷つけられたから。

が、伊丹*シゲル*に目もくれず、宍戸*の耳元に囁いた。

囁くふりだけ。

宍戸*は「そうですか、出ましたか」とこれまた芝居で答えた。

dec;play02n200 
伊丹*はそれでも出て行かず、壁にもたれて、

「しかし遺族もやるせないやろうな。どんだけ酷いことをやらかした外道でも、未成年でそれも中学生ってだけでろくに罰も受けんのじゃなあ」

skb;eye01n 

伊丹*はドアへ向かいながら、
出て行きしな、

dec;eyecontact01n250 
宍戸*に目で合図。

で、出て行った。

宍戸*は何もなかったかのように、
「じゃあ、もう一度初めから行こうか。えーと、君は25日午前11時半頃──」
「あの──」
コープの前でおとうさんに会って、そこで自転車を交換して──」

boy;skbquestion02n200 
「あの、訊きたいんやけど──」
「なんやね」宍戸*はわざと関心なさげに。

「いや、さっきの刑事さんが言うたことやけど」
「ん、なんか言うてたっけ?」
「…受けへんって」
「なにを受けんって?」
刑罰を、受けへんって」

detective;shishido06n200 
「ん、ああ。あれか。べつに言葉の通りやけどな。さて、で、君はそのときビデオ店に行くと言って自転車で東の方へ向かい──」
「どういうことですか」
「ん? ビデオ店やなかったか?」

boy;skbquestion01n180 
「そうやなくて」
いらつき顔。
中学生だと刑罰を受けないって、なんで?」
「ん、未成年でも大人と同じに刑罰を受けることもあるが、16歳未満はそもそも刑事罰の対象にならんからな」

シゲル*宍戸*の答えを聞いて、またたるそうな顔に戻った。
「そうですか」

skb;eye04n200

答えた声色に変化はない。
でも何かがはっきり変わった。
こいつにみなぎってた黒いオーラみたいなのが弱まったような。

“ふやけた”


シゲル*それを知らなかったのは明らかだった。



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| 事件激情 | 02:12 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

超大作でありましたな。
お疲れ様でした。
少年の犯罪だったから、真相は謎が多いのに
よくぞ妄想で盛り上げてくださいました。

サスケとばあちゃんの話とか持ち出すのかなーと思ったけど
それは捜査には使われなかったんですね。
というかそんな王道は通用しないのか。

田中デカ長は元気かな。
その後の物語も楽しみにしております~。

| ash | 2011/06/07 23:21 | URL | ≫ EDIT

携帯からですが、
容量オーバーで結末が見れません><

楽しみにしてたので残念です

| フロー | 2011/06/08 15:51 | URL |

読み応えがありました。

妄想とは言え、リアルに近いだろうと思わせるくらいに調べていて
脱帽です。

少年法を知らなかった、このことがすべてを物語っていますが、
意外に何事においても、灯台下暗しなんですね。

| かあたん | 2011/06/09 00:31 | URL |

終わりましたね~、お疲れ様でした。

いつもながらこれだけよく調べましたね~、ただただ驚きです。
妄想がありつつも、私には知らない情報も山ほどありました。

あらためて今は普通に暮らしてるだろうサカキバラに不安な気持ちになってみたり。。。
彼が本当に真人間になっていることを祈るばかりです。

本当にお疲れ様でした。

| 志龍 | 2011/06/09 13:00 | URL |

> フローどの

> 携帯からですが、
> 容量オーバーで結末が見れません><

ああっ、それは失礼しました(汗)。ケータイから長大なものをお読みいただきましてありがとうございます。

えーと、フローどのは、ケータイからどこまでなら見えましたでしょうか?
お教えいただければ、そこから新しく分割してただちに新規更新をし直します。べつのページに分割すれば読めるんですよね?

今回、予想以上に長くなっちゃったんですが、13回で終わらせる方を優先して無理矢理押し込めてしまったので…。申し訳なし・・・。


| noriaky231(仮名 | 2011/06/09 20:12 | URL |

> アッシュどの

> 超大作でありましたな。
> お疲れ様でした。
> 少年の犯罪だったから、真相は謎が多いのに
> よくぞ妄想で盛り上げてくださいました。

最初の方は資料も豊富だったのに、特命捜査前後からどんどんなくなって焦りました。まさかこんなに架空の刑事を出すとは思いもしなかった・・・・。


>
> サスケとばあちゃんの話とか持ち出すのかなーと思ったけど
> それは捜査には使われなかったんですね。
> というかそんな王道は通用しないのか。

サスケとばあちゃんのことは警察も知らなかったでしょう。そこは妄想でもやめときました。はぐれ刑純情派みたいになっちゃうし。このときの彼には効かなかったでしょう。


>
> 田中デカ長は元気かな。
> その後の物語も楽しみにしております~。

あ、もし後日談を読まれてないなら、その後の物語は文末の「彼ら、その後」をクリックすると読めます。

| noriaky231(仮名 | 2011/06/09 20:17 | URL |

> かあたんどの


> 妄想とは言え、リアルに近いだろうと思わせるくらいに調べていて
> 脱帽です。

じつに半年もの長き話になってしまいました。お付き合いいただきありがとうございます。
終わりの方はほんと妄想だらけになってしまった。できるだけ事実と矛盾しないように努めましたのですが・・・。少年法の壁は厚い・・・。

>
> 少年法を知らなかった、このことがすべてを物語っていますが、
> 意外に何事においても、灯台下暗しなんですね。

この少年法を知らなかったのは、知ったときはびっくりでしたが、意外とそういうのはあるかもしれません。で、そういうところを知ると、改めて子どもだったんだよな、と思います。

| noriaky231(仮名 | 2011/06/09 20:22 | URL |

> 志龍どの

> 終わりましたね~、お疲れ様でした。

半年くらいかかってたんですね、気づけば。お付き合いいただきありがとうございました。

>
> いつもながらこれだけよく調べましたね~、ただただ驚きです。
> 妄想がありつつも、私には知らない情報も山ほどありました。

調べ出すとともらないまは毎度のクセなので・・・。
ワシも知らない情報が山ほどありました。あのときほんといろいろスルーしてたな、と。

> あらためて今は普通に暮らしてるだろうサカキバラに不安な気持ちになってみたり。。。
> 彼が本当に真人間になっていることを祈るばかりです。

まあたぶん何事も起こさないでしょう。リアルの彼は。
それとは別に都市伝説的に彼の名前だけが語り継がれていくのではないかと。

| noriaky231(仮名 | 2011/06/09 20:25 | URL |

> 重ねてフローどの

> 容量オーバーで結末が見れません><

ちょっと本編を分割して途中から別ページにジャンプするようにしてみました。
よろしければお試しくださいm(_ _)m

| noriaky231(仮名 | 2011/06/09 21:01 | URL |

ありがとうございました

忙しい中ありがとうございました♪

告白という映画から
未成年犯罪
ネットの毒殺日記を調べて迷い込んで以来
携帯から読まして頂いてます

映画を観てるみたいな気分になる文章に中毒になってしまいました

最新作タイトルから映画っぽいですね

更新楽しみにしています♪
本当にありがとうございました♪

| フロー | 2011/06/28 21:14 | URL |

> フローどの

おお、ご覧になれたのですね、よかったよかった。

これからは長くなりすぎそうな場合はページを分けるようにします。

> 告白という映画から
> 未成年犯罪
> ネットの毒殺日記を調べて迷い込んで以来

まさにこちらの顔ぶれそのまんまですね。長いテキストを携帯からご覧いただき、ありがとうございます。

どうぞこれからもお願いいたします。

| noriaky231(仮名 | 2011/07/01 19:44 | URL |

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| | 2012/12/14 15:09 | |

夢中になった

気が付いたら、夢中になって読んでた。
事件報道やまとめサイトからは読み取りきれなかった部分が、やっと繋がった。
妄想はゼロからは生まれない、
事実の補完として、ほぼ正しい想像だと承知した。
行間にクスッとなるのも挟んでくれてたから、あまりに悲惨な事実に辛くなりながらも逃げずに済み、全編制覇するかの勢いで読み漁り中。
事件内容を、ウィキよりちょっとだけ多く知りたかった程度のはずなのに、読み始めからトリコになった。
膨大なピースをまとめ上げた事、グイグイ惹き付ける文章力と構成の妙は、ビックリ&スゴイ。
ホント、ありがとうございます。
因みに、辿り着いた始まりは、刑事コロンボの犯人から。

| コロンボの姪 | 2016/02/17 10:04 | URL |















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