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【事件激情】ハラハラクロック!7発目【連続企業爆破】

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世間の注意を無理にでも引く行動によって
人民の心に新しい理想が染み込んでいく


──ピョートル・クロポトキン(ロシアのアナーキスト)


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犯行声明「狼通信」は、
「腹腹時計」と同じく「丸腰礼人」名義で共同通信に郵送されてきた。
共同通信は特ダネとして契約各紙に記事を配信。


狼通信

一九七四年八月三〇日三菱爆破=ダイヤモンド作戦を決行したのは、東アジア反日武装戦線“狼”である。
三菱は、旧植民地主義時代から現在に至るまで、一貫して日帝中枢として機能し、商売の仮面の陰で死肉をくらう日帝の大黒柱である。
今回のダイヤモンド作戦は、三菱をボスとする日帝の侵略企業・植民者に対する攻撃である。“狼”の爆弾に依り、爆死し、あるいは負傷した人間は、『同じ労働者』でも『無関係の一般市民』でもない。彼らは、日帝中枢に寄生し、植民地主義に参画し、植民地人民の血で肥え太る植民者である。
“狼”は、日帝中枢地区を間断なき戦場と化す。戦死を恐れぬ日帝の寄生虫以外は速やかに同地区より撤退せよ。
“狼”は、日帝本国内、及び世界の反日帝闘争に起ち上がっている人民に依拠し、日帝の政治・経済の中枢部を徐々に侵食し、破壊する。また『新大東亜共栄圏』に向かって再び策動する帝国主義者=植民地主義者を処刑する。
最後に三菱をボスとする日帝の侵略企業・植民者に警告する。
海外での活動を全て停止せよ。海外資産を整理し、『発展途上国』に於ける資産は全て放棄せよ。

この警告に従うことが、これ以上に戦死者を増やさぬ唯一の道である。

─ 9月23日東アジア反日武装戦線“狼”情報部


共同通信に届いた原版はタイプライターで打たれていて。
日本タイプライター社製の和文タイプ「パンライター」と判明した。

titleharaharaclockfor070335.png 

警視庁による捜査は、公になった記録や被告の手記などからほぼ事実に即してる、
が、例によって一部は架空にして捏造である。
東アジア反日武装戦線のうち何人かは、
もう真実を語ることができない。
彼らの会話や思考の多くも架空にして捏造である。



titleダイヤモンド作戦

「やっぱり開き直りすぎだと思うんだよな、これ」

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片岡利明@「狼」は過熱する報道を見つつため息。

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【事件激情】ハラハラクロック!6発目【連続企業爆破】

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市民社会に自らの正体を知られてはならない
───────「腹腹時計 兵士読本 Vol.1」



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警視庁公安部による捜査は、
公になった記録や被告の手記などから流れは事実に即してる、
が、例によって一部は仮想にして創作である。
東アジア反日武装戦線のうち何人かは、
もう真実を語ることができない。
彼らの会話や思考の多くも創作である。



title茗荷谷の客

丸の内署丸の内ビル街爆破事件特捜本部

タクシーの運ちゃんの証言「御茶ノ水で乗せた2人組」から
聞き込み範囲を広げて当たった結果、

h06010200.jpg 
「当日朝9時頃、円筒の重そうな荷物を持った2人組が地下鉄に乗るのを見た」

丸ノ内線「茗荷谷」から乗車>「御茶ノ水」で降りてったらしい。

なんで覚えてたかというと、

h060211200.jpg 
その2人組、ひそひそ話してて、「爆弾」「丸の内」とかの言葉が聞こえたそうな。

でも矛盾するのは、
御茶ノ水駅前で2人組がタクシーを拾って丸の内へ向かったのが=昼12時過ぎ、
が、

h06020170.jpg 
朝9時茗荷谷から乗ると>3駅目の御茶ノ水にすぐ着いてしまう。

じゃ12時まで空白の3時間、なにやってたのか?
というか重い爆弾を抱えてわざわざ通勤ラッシュの地下鉄にナゼ乗る?

そんな疑問も湧くんだが、唯一先がつながりそうな線なんで、神田署大塚署に分室を置いて、聞き込み部隊がふんだん投入された。

(けっきょくこの目撃談はカン違い。爆弾町屋から片岡利明運転のスバル御茶ノ水まで運ばれてきて、職場からやって来た大道寺と駅で合流、タクシーを拾ったので、地下鉄には0.1秒たりとも乗せられてない)

h06030170.jpg 
茗荷谷犯人のアジトがあるか、犯人が駅まで車で乗り付けた可能性もあるとみて、
(いやだから、間違いだって)

近隣への聞き込みを強化しています。
(でもこのカン違い捜査が、のち解決にむけて思わぬ展開につながるから人生わからんことである)


「次、公安部から新しい資料提出」

公安部は、とっくに手に入れてた情報をいま知ったかのように披露した。

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