2008年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

【事件激情】その男、K。#11-逮捕【秋葉原通り魔事件】

「12時33分 突入」に戻る    「12時33分30秒 凶刃に戻る

被害者位置と逮捕地点
akbb01_convert_20100819132934.jpg
68日の事件関係者リスト


12時35分 逮捕
■K
駆けていく先に黒Tシャツ男子@28歳がいた。
黒T男子はこの日、ゲームイベントに参加しに来ていた。歩道で様子眺めしてたが、なにやらヤバい感じなのでこの場を離れようとバッグを担ぎ直したところに、
dggr_red.jpg

が刺すのではなく振り上げて切りつけたので、黒Tシャツ男子は腕を切り裂かれたものの致命傷にはならなかった。ダガーがあくまで刺突武器だったのがさいわいした。
はもう一度狙おうとせずそのまま通りすぎた。

◆シェフ
cock_icon.jpg
走ってきたが見物人たちのすぐ近くに来るまで、誰もその小柄な男が通り魔だと気づかなかった。

武道の心得のある一人がの殺意に気づき、とっさにナイフを奪おうと手を伸ばした。
すでに動物的脊髄反射で動いているは一瞬刺そうとする素振りを見せたが、強そうな相手をすっと避けて、行きすぎた。

たまたまシェフの隣にいた一人は、目前までが目前に来てやっとその手のダガーの黒い刃に気づき、「あ、やられた」と思った。

dggr_red.jpg

が、はそのまま通りすぎた。

彼がほっとする間もなく、
「刺された刺された刺された」
隣にいたシェフが腹を押さえてくり返した。

sasare01.jpg

周りが「大丈夫ですか、座った方がいいよ」
と声をかけた。シェフは言われても腹を押さえて「刺された」と言っていたが、何度か言われてやっと近くのコーンを抱えるようにへたり込んだ。近くの店のスタッフが布を持って来て応急手当を始めた。

「刺された刺された」
「ナイフ持ってるぞ」
「逃げろっ」


その声が合図になって交差点南側の人波が一斉にわあっと逃げ出した。
running06.jpg
でも何から逃げてるのかいまいち分かってない。

この期に及んでまだ「え、パフォーマンスじゃないの?」なんてきょろきょろしてる人さえいた。

コウベパパコウベママと娘に叫んだ。
shout04.jpg
「逃げろっ」

交差点で警官が倒れるのを見た。拳銃を奪われたんだと思った。
身を低くして親子は走り出した。
路上に転んだ人や脱げたクツがあって邪魔だ。
サンダルのコウベママは早く走れない。

シヴァカルノはよく分からず動くのをためらって立ったまま。

ヤイヅ男友だちも押されるように南へとホコ天を逃げた。

怒号と悲鳴。

■K
games02.jpg
走りながら、自分を中心にして円が広がるように人が逃げるのをなんだかすごいな、と思った。

◆シヴァ
siva_icon02.jpg
「行こう」カルノが走り出した。
走ろうか一瞬迷ったシヴァの前に、

が駆けてきた。
dggr_red.jpg

◆カルノ
吉野家が目に入って無我夢中で飛び込んだ。
yoshigyu.jpg
何人もが同じように周辺の店内に逃げ込んだ。
シヴァも同じようにしたと思っていた。
だがシヴァはいない。
どこかほかの店に逃げたのか。

◆巡査部長from交番
photo-c.jpg
警部補に示された方角へと目を凝らした。
人が入り乱れて辺りは騒然。

いた。

白い服の男。

巡査部長は一瞬迷った。私服の女子巡査警部補の止血にかかり切り。白人男性も応急処置を手伝ってくれてるが、彼女を連れ出すのは無理だ。それに彼女には防護ベストも武装もない。

ほんの数週間前なら、ホコ天取締り強化で中央通には警官があふれていた。ちょうど取締りもゆるめて巡回の人数は最小限に減らされた。歩行者天国は全長800メートル。限られた警官はその全域に散らばっている。

いまだ他の警官が駆けつける様子はない。おれだけだ。

巡査部長は無線の緊急ボタンを押した。
特殊警棒を引き抜いて、単身、白い服の男の後を追った。

▽▽▽
▼12:33 47


≫ 続きを読む

関連記事
スポンサーサイト

| 事件激情 | 12:35 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【事件激情】その男、K。#11-凶刃【秋葉原通り魔事件】

「12時33分 突入」に戻る         68日の事件関係者リスト

■K
視界にぐんぐん迫ってくる人人人人
若い男と目が合った。

eyebig.jpg なんで?
と訊かれてるように見えた。

fry_lg.jpg

◆コウベパパ
眼前で人の体が宙を舞った、2人、3人。

◆メージャー氏
mejer_icon.jpg
トラックの前輪が浮いてるように見えた。
人を巻き込んでる。車輪で轢いて。

korogaru01.jpg
◆テニスさん
tenisssan_icon02.jpg
横切っていくトラック。人がごろごろっとアスファルトの上を転がった

トラックは交差点を突っ切ると、勢い余って対向車線で信号待ちのタクシーをかすめた。
truck_stop.jpg

■K
我に返るとまだアクセルを踏み続けていた。
あ、停まらなきゃ。
は慌ててブレーキを踏んだ。

◆巡査部長@秋葉原交番
さっきの音は?なんだ?
nu?

地域課巡査部長@41歳
UDX1階の交番前で立番中。
勤続20年。華々しい出世とは縁遠い、実直地道な“お巡りさん”

白っぽいトラックが交差点方面から走ってきて交番から何十メートルか先の歩道脇で停まった。遠目からもフロントガラスにクモの巣状のヒビ、バンパーも歪み、サイドミラーは無くなっているようだ。
人身事故か?

truck_stop03.jpg

◆ネカフェカップル
copo_icon.jpg
2人は停まったトラックになんとなくついていって立ち止まった。
交差点の方とトラックを交互に見た。
「なに?事故?」

◆警部補◆女子巡査
policeman のコピー pologrl_icon.jpg
2人は交差点から少し離れた場所にいた。
「走って見て来い」
女子巡査は「はいっ」とダッシュしていく。
警部補も後を追った。

◆マイキー
softbankgrl.jpg
ソフマップの目前でとつぜん起きた惨事にマイキーもスタッフも呆然。
すぐ我に返って人の倒れている交差点へと向かいかけた。

でも、派遣会社のスタッフさんがUDXの方へと走り出して、
なにか叫んでいる。その行く手にさっきのトラックが見えた。
「ナンバー知らせてっ、警察っ」
スタッフさんが言ったように聞こえた。

そうだ、ひき逃げかもしれないんだ。

車道を走っていくスタッフさんにつられるように、マイキーも停まったトラックの方へと急いだ。
keitai_grlb.jpg
走りながらケータイを取り出して110番。

◆テニスさん
tenisssan_icon02.jpg
ケガした人、助けないと!とっさに交差点へ走った。
友だちはその場に置き去りで。

◆タクシードライバー
taxi_met_20100726231917.jpg
タクシーを降りて、倒れてる人の方へと急いだ。
2か月前に救命講習を受けたばかりだ。助けられるかも。

◆メージャー氏
mejer_icon.jpg
あれは、ただの事故じゃないぞ。
交差点に何人も倒れてる。手助けできるかもしれない。
メージャー氏は交差点へと急いだ。


12時33分30秒 凶刃            12時35分 逮捕
68日の事件関係者リスト

▽クリックで拡大
akbb01_conv_big.jpg
被害者の位置(一部は救急治療場所)と逮捕地点

◆スギナミ息子
「パパ、パパ」
息子@医者は懸命に父親の姿を求めた。
倒れているスギナミがいた。外科医の目で「もうダメだ」と分かってしまった。
それでも息子父親の蘇生措置を始めた。

◆テニスさん
tenisssan_icon02.jpg
駆け寄ったのは、横断歩道で倒れてる若者のところだ。

ああ、ひどい。
kutsu01.jpg

「大丈夫ですか?」と声をかけても返事はない。
ケータイで119番を押したが、つながらなかった。
タクシードライバーもやってきた。

居合わせた人々が次々と交差点に入ってきて、ケガ人の蘇生や応急手当にかかっていた。オタクっぽい若者もいれば、女性もいた。
車が来ないよう、交通整理を始めた人もいた。

残りのその他大勢は交差点の南北にぎっしり集まって様子を眺めていた。つまり野次馬だ。

◆ヤイヅ
yaizu001_icon.jpg
ついさっきまで歩いてた交差点の惨状に呆然。

◆シヴァ◆カルノ
siva_icon02.jpg
「すごい音だったね。ひき逃げかな」

◆警部補◆女子巡査
「事故です。人が何人も倒れてますっ」
ひと足早く現場に達した女子巡査が叫んだ。

女子巡査は、歩道近くと横断歩道のケガ人にはすでに何人かの救護がついているのを見た。
交差点中央の若者に誰もついてない。そちらへと急いだ。ぐったりしてる肩を叩いて呼びかけた。

piiii.jpg
警部補は笛を思い切り吹いて交差点内に駆け込んだ。
大変だ、ホコ天の巡回を始めてから、こんな惨事に出くわしたのは初めてだった。

◆マイキー
running_leg02.jpg
ケータイが110番を呼び出すのを聞きながら、トラックへと急いだ。ナンバーがまだよく見えない。
ナンバー、ナンバーは──。
あ、110番つながった。


警視庁の記録では、このとき秋葉原から一斉に20数本の110番通報があった。
マイキーのケータイからの通報は、無言のまま6秒で切れた。


■K
加藤智大が交差点に突入してから停車してドアが開くまで、
「2、3秒」とも「30秒」とも説はいろいろ。

たしかに停車してはぼんやり座っていた。
やっと我に返って、
このままでは囲まれて捕まってしまう、と慌てた。
リュックに手を伸ばし、ダイバーズナイフを取り出そうとした。でも興奮しててうまくできない。
ええいっ。
は腰のダガーを抜いて、ドアを押し開けた。
door_open.jpg

◆ネカフェカップル
トラックから降りてきた白っぽい服の背の低い男を見て、ネカフェ彼女は、
(もじゃもじゃ)
と思った。
髪がクセっ毛で整えてないように見えた。

は交差点へと走り出した。
ネカフェカップルはつられて交差点の方へ目を向けた。

どんっと音がして、
dggr_red.jpg
驚いて振り返ったネカフェ彼女には、
「もじゃもじゃ」ネカフェ彼氏の背中を殴っていったように見えた。

事故を起こした運転手が八つ当たりで殴ってきたんだ、ひどいなあ、と思った。

ネカフェカップルを振り返ってじっと見たあと、駆け出した。

ちょうどその目の前に、
running_leg03.jpg

ケータイを手にマイキーが駆けてきた。


公判によるとは、最初のネカフェ彼氏刺したところで記憶がとんで、そのあと数人刺したのを覚えていない。
心神喪失だ耗弱だ、ではなく、単にアドレナリン出すぎ無我夢中、というやつだったのだろう。単調な生活を半年送ってたのが、こんな刺激の大爆発にとび込んだのだから。

事件当時の防犯カメラにはが疾走してく姿が映っている。人を刺すときもほとんど立ち止まっていない。

games02.jpg
ともかくトラックを降りてからのは、
「殺人機械」脊髄反射的サーチ&デストロイ

マイキーは女性としては長身だった。
制服の白いワンピースも通行人の中で目立った。
しかも(というかトラック)に急ぎ足で向かってくる。
それが脊髄反射的サーチ&デストロイな目を引き寄せ

マイキーと出会い頭に脇腹を刺した
dggr_red.jpg

◆マイキー
あっ、と短い悲鳴を上げ、マイキーは脇腹を押さえた。
は立ち止まらず走りすぎた。
2人の最初で最後の邂逅はほんの一瞬。

myky_sasare_20100826140706.jpg

数歩よろめいて、マイキーは路上にへたり込んだ。

車道の真ん中を走っていた派遣会社のスタッフさんが驚いて駆け寄ってきた。
はじめ彼もマイキーが突き飛ばされただけだと思っていた。
「痛い」マイキーは小声で訴えた。
助け起こそうとしたスタッフさんは、やっとマイキーが刺されてることに気づいて慌てた。

◆イタバシ
itabashi02.jpg
イタバシはちょうどマイキーが倒されたのを見ていたから、よく分からないながら逃げようと身を翻した。

その背中にダガーの切っ先が食い込んだ。
dggr_red.jpg
イタバシはフラフラよろめき、あおむけに倒れた。

◆ネカフェカップル
彼氏が不意に言った。「刺された」
「え?」
見ると背中が血だらけ彼女は動転した。じゃあやっぱりさっきのは──

「どうしよ、どうしよう!」
shout05.jpg

「いいから逃げろ」彼氏は言ったけど、
これ以上動かしたらきっと死んじゃう、と彼女は直感した。
どんどんぐったり重くなる彼氏を支えて、なんとか歩道のかたわらに座らせた。

◆巡査部長@秋葉原交番
akihabarakouban.jpg
交番相談員が不安げに知らせた。
「今、トラックから運転手が降りて、外神田三丁目の方へ向かって走っていった」

photo-b_icon.jpg
揉めごとか、ケンカが起きるかもしれん。
他の警官は向かってるだろうか。いや、今日、歩行者天国に配備された警官は広く散らばっている。

「行ってきます」
running03.jpg
巡査部長は交差点の方へ駆け出した。

その頃、すでにが殺戮を始めていた。


このとき居合わせた目撃者は、
「犯人は奇声を発していた」
「飛行機のように両手を広げて」「蛇行して走っていた」
ならまだしも、
「トラックからふらりと降りた犯人が、はねて倒れている人に馬乗りになって滅多刺し
「犯人は2人いた
どこか別の事件じゃないのかそれ。
間違った目撃談というかデマも飛び交って、事件直後にはマスメディアにまで載ってしまった。

kato_run_siro.jpg
とにかく全力疾走といってもいい勢いで交差点まで一直線に駆けた。無言で。

◆警部補
policeman のコピー
「頭を打ってる人は動かさない方がいい」
そうみんなに言いながら、警部補も交差点中央辺りで若者の脈をとった。
視界の端に近づいてくる白っぽい影が映ったけど気に留めなかった。救護に参加してくれた一般人だろう。

◆タクシードライバー
taxi_met_20100726231917.jpg
若者をひと目見て、テニスさんに、
「頭を打ってる。動かさない方がいい」と告げた。それでもまだやわらかい言い方だった。

テニスさんもうなずいた。ワタシタチデハモウスクエナイ。
「ほかの人を助けに行こう」
タクシードライバーが別のケガ人の方へ向かおうと立ち上がったところに、

交差点へ走り込んできたが、
dggr_red.jpg
どん、とぶつかってきた。

◆巡査部長from秋葉原交番
photo-b_icon.jpg
交差点が近づくにつれ、倒れている人、それを介抱する人たちの姿が見えてきた。
なんだこれは。テロか。
地下鉄サリン事件の光景も脳内をよぎった。
制服警官も見えた。あれは警部補だ。

そのとき白っぽい服の男警部補に走り寄るのが見えた。

■K
games01.jpg
ネカフェ彼氏を刺したときから記憶が飛んでるは、この警部補のことは覚えている。
あ、警官。
警官刺しちゃまずいだろ。
と、ふわふわと思ったらしい。刺してから。

◆警部補
policeman のコピー
気配に振り返りかけた目に、が黒い物を手に握っているのが見えて、とっさに「拳銃だ」
dggr_red.jpg
刺された瞬間でさえ「撃ったのに音がしないのは変だな」と思った。

警視庁では地域課の警官耐刃防護ベストを着る規則になっていたが、交通課の警官は着けていなかった。

◆テニスさん
tenisssan_icon02.jpg
あっ。
警部補殴られる瞬間を見た。

次にはもう目の前にがいた。
テニスさんには「ものすごく近くに誰かいる」と感じる暇しかなかった。
dggr_red.jpg
ウッと息が詰まった。腹を殴られたと思った。

は見届けもせずそのまま南へと走って行った。
群がっている見物人たちの方へ。

▽▽▽
▼12:33 30


◆タクシードライバー
taxi_met_20100726231917.jpg
自分にぶつかっていったメガネの男警部補“叩いた”のを見た。

なんだか自分の脇腹が熱い。ん?手でさわると、べっとりがついていた。
見下ろすと運転手の制服が真っ赤に染まっていく。
「さっき切られたのか」
心臓が脈打つのにあわせてが制服を盛り上げるような勢いで噴き出た。
「あいつが犯人だ!あいつが!」
タクシードライバーは倒れた。

◆警部補
を追おうと走り出した。つもりが2、3歩進むのが精一杯。しゃがむように腰が下がる。その場に突っ伏した。

joshi_police.jpg
駆け寄った女子巡査が、無線機に大声で叫んだ。
「係長が刺された!係長が刺された!」

それを聞いて「ああ、撃たれたんじゃなくて刺されたのか」と警部補は思った。

◆メージャー氏
mejer_icon.jpg
ん、メガネをかけた変な男が来──
dggr_red.jpg

──と思ったら、メージャー氏の前に空が広がっていた。

あれ、なんで空見てるのかな、おれ。

なぜか路上であおむけになっていた。
腰が変な感じだった。さわってみると手にがべっとりついた。

◆大学生4人組
yotsunbai.jpg
ノリはトラックがかすっていった腰が痛くて四つん這いのまま立ち上がれなかった。
「大丈夫か」
ヒロの声。こちらも痛そう。

後ろ歩いてたカズタカ。どうなった。どこにいるんだ。

「ナイフを持った奴がいるぞ」と叫び声がした。

◆巡査部長from交番
photo-b_icon.jpg
警部補は気を失いそうになりつつ、駆け寄ってきた巡査部長に「あっちだ」と南の方を指差した。指差したつもりだった。

「あいつ危ない!あいつ危ない!」
という叫び声が聞こえた。

twomen_run.jpg
が疾走するあとを男2人組
「あいつナイフを持ってる」「あいつ危ない」「逃げろ」
と叫んで走っている。
この2人組、じつは日テレの局員とカメラマンだ。
現場に居合わせてが刺してるのに気づき、周りに危険を報せようとしていた。
騒然とした現場をわめいて走る日テレ2人組と混同され、「奇声」「犯人2人説」が飛び交うことになる。
ほかにも危険を知らせようと叫ぶ人々がいて、交差点は悲鳴であふれた。

が、
それでも野次馬たちは、
「え、なに」「あいつって?」
「なんかやばいの?」

tomasfaces.jpg
誰も逃げてないし大丈夫でね?

津波が迫るのを直前まで眺めている群衆の鈍感力が発揮されていた。

交差点では人が入り乱れて動き回り、ごく地味なが走ってくるのは目立たない。

さらにダガーは、ジャングルや夜間の格闘戦を想定した武器で、ちっぽけな13センチの刃は、光の反射を避けるために黒くコーティングされ、遠目では刃物に見えなかった。

だから野次馬たちは逃げるのが数瞬、遅れた。


【続きを読む】 》 》 「12時35分 逮捕
「12時33分 突入」に戻る

関連記事

| 事件激情 | 12:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |