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【事件激情】再掲@サティアンズ 第十八解【オウム11月戦争計画】

title前解へ戻る39  title目次へ39  s00主な登場人物01 



  ────早川紀代秀の書いたものとされる早川ノート抜粋
        (〓はあまりに乱筆のため読み取れない文字)

カルマからの自由 カルマの解放〓〓〓〓〓〓〓〓
もう戦うしかない 救済には四〓〓
ヒナヤーナ マハーヤーナ
タントラヤーナ ヴァジラヤーナ

遊びの救済は終った
ユダヤ世界せいは〓〓まもなく
最高の科学者→優秀な兵器 数あつめ
平和→怒りの行相(ママ)にフォームをかえる (調和を〓〓)
'95 11月→戦争
〈サリン・イペリット・マイクロ波・マスコミこうせい〉〓〓わかっていることである
尊師にとって 敗ぼくは→死である

 (宝島30 1995年12月 岩上安身/オウム「11月戦争」の恐怖より)




s15俗にいう早川ノート 
1995年4月6日赤坂署生活安全課オウム信者の車を捜索
の部品類とともに、システム手帳大学ノートが押収された。

通称早川ノート

そこにはオウム真理教国家転覆計画が記されていた。
 

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【事件激情】サティアンズ 第二十三解【地下鉄サリン事件】

title前解へ戻る39  title目次へ39  s00主な登場人物01  s00事件関連年表01 



“──いいかげん支給のポケベルじゃなくて携帯電話にしなさい。
もーいちいち面倒くさい。時代は変わってるんだから!”


s23えっとそのだから 

“────えっとそのう──だから、しぶ   プツッ

……プー、プー、プー”


「あれ?」

“録音されているメッセージは以上です”

s23いまのでおわり 
「は? 今ので終わり?」

なんだろ、続きを聞きたくばてめえで掛けてこいって意味かな。
これはもしかして、警視どののマハームドラー……?

でも相手が携帯だと10円玉ちゃりんちゃりん落ちるんだよなあ…
ええいせっかく警視どのが電話くれたのにケチくさいことを! 10円玉くらいなんだ!

s23怒って寝ちゃった 
あれ、マドラーだっけ?

プルル…プルル……

“こちらは留守番電話です、メッセージを──”

「……怒って寝ちゃったのかな」


s23こちらは留守番 
プルル…プルル……


“こちらは留守番電話です。メッセージをどうぞ”

「あ、あの、イイオンナ1107、です」

s23ラジコンヘリですが 
ラジコンヘリですが、どうなったか分かりました──。ただ、話を聞いたとき、やりすぎて…ラプドンマ師に、その、ちょっと怪しまれたかもしれません」

s23急いでご相談 
「急いで相談したいんです──」


s23さしかえnewpumps0303


「私、どうすればいいか分からなくて──」



s23title*55*637

オウム真理教による犯行の経緯、警察の捜査は、原則公開された情報にもとづく。
登場する公官庁、機関、組織、部局、役職もすべて実在する。
ただし白鳥百合子はじめこの色で示されるのは、架空の人物であり、
実在する人物、事件、出来事と彼らの関わる部分は、創作全開ソースは妄想である。
またこの色この印*のある人物は仮名である。



s23cptリムジン

20121209184052f18_1.jpg

1995年3月16日 ──

s22しんぞうnew

「おい、本隊、聞こえるか。こちらガフヴァ

20150224021850a73_2.jpg 
「聞こえるか。端本だ」

s23とけいnew 
s23しつないnew 
「いま白鳥の家だ」

s23本隊聞こえるか 
「おい、本隊、聞こえたら返事しろ」

s23たたみnew 
s23けっこんnew2

くっそ、使えねえ無線だ。相っ変わらずダメダメだな科学技術省は。

s23さてどうしたもんやら 
さてどうしたもんやら。

s23おまえがへnew

おまえが変な動きするからつい焦っちまった。

s23わたしどうnew

そうなったの自分のせいだからな。
 

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【事件激情】サティアンズ 第十九解【地下鉄サリン事件】

title前解へ戻る39  title目次へ39  s00主な登場人物01 




恐ろしき
事なす時の我が顔を
見たはずの月
今夜も清さやけし

  ──中川智正 東京拘置所にて詠む




s19平成7年の夜明け 
1995年 平成7年の夜明け。

お正月

のお屠蘇気分は、


s19讀賣新聞の1面 
読売新聞の1面トップ記事を見た人々(の一部)から、


瞬速で吹っ飛ばされた。


s19サリン残留物03 

s19土壌から s19県警合同で 
s19悪臭騒ぎ s19関連解明02

s19急ぐ02



s0yuサティアンズタイトル

オウム真理教1995年1月1日から数日間の動き、犯行の経緯、警察による捜査は、
原則公開された情報にもとづく。
登場する公官庁、機関、組織、部局、団体もすべて実在する。
ただし白鳥百合子はじめこの色で示されるのは、架空警察官であり、
実在する人物と彼女らの関わりは、創作全開ソースは妄想である。



s19cpt宇宙人
whitespace9*6
u00redline_g_640.jpg 

s19新聞上九一色村で 
上九一色村で昨年七月、悪臭騒ぎがあり、山梨県警などがにおいの発生源とみられる一帯の草木や土壌を測定した結果、自然界にはなく、猛毒ガス・サリンを生成した際の残留物質である有機リン酸化合物が検出されていたことが、三十一日、明らかになった。

読売新聞の一大スクープ。

記事は巧妙に曖昧。
においの発生源とみられる一帯」が「富士ヶ嶺地区」のオウム真理教の所有地で、第七サティアン付近ということは書いてないし、そもそもオウムの字もない。

s19元旦早々の01 s19元旦早々の02 
元日早々の不気味かつ奇妙な一面トップは、読売1千万読者はピンとこないとこも。
あれ? 松本サリンって犯人あそこの家の人じゃないっけ?

s19あれ松本サリンって 
上九一色という変わった村名に記憶がある人もいたし、オウム真理教の倉庫か工場みたいな施設群が陣取ってるのをむすびつける人もいた。
でもサリンオウムを結びつけられる人はごく少なかった。
この時点で世間一般の認識はその程度だった。

が、そうでない人もいる。

当の上九一色村富士ヶ嶺地区の最前線でオウムと睨み合う住民↓

s19それみろ01 s19それみろ02 
それみろ、やっぱりだ。あいつらだよ、犯人は。


警察庁sマルエス03 マルエスシフト関係者↓

s19マルエスシフト顔面蒼白 
顔面蒼白

秘匿中のマル秘の内緒が漏洩した。
警察庁でも知るのはほんのひと握り。
誰が洩らした。なぜだ。


長野県警の偉いさんたちも↓

s19長野県警顔面蒼白 
顔面蒼白

松本市内における死傷者多数をともなう中毒事故捜査本部
捜査員でさえ秘匿捜査をまったく知らないというのに。

ホシあの会社員でケテーイだとみんな思っていた。なのに、これはなんだ?
なにか俺らの知らない水面下でコトが進んでるのか?

で、その水面下でコトを進めてた、
真の捜査本部“ヤマシタさん”特命班刑事たち↓

s19おい誰だよ 
おい、誰だよバラしたの。やべーぞ。
おれら、上司や先輩の捜査を陰で全否定してたわけだしな。

s19慌てるな 
「ふん慌てるなおまえら。落ち着くんだ。いつも通り振る舞え」
「あの班長、タバコ逆さまですが」

s19あこのやろ 
「お、こ、このやろ、つかねーと思ったら」

s19びゃああぢっ01 
びゃあぢゃっ! 舌びうゃっあぢっあぢっ!
班長お約束すぎですよ」

ぬーあいつだ。この一件、丸メガネが後ろで糸引いてやがる。

s19ぬーあいつだ 
なんでか分からないが、あいつがこれを仕組んだ。
あンなろー捜査を潰すつもりか。べろヒリヒリだぜばーろー。


東京都文京区本郷──

s19本富士署 
警視庁本富士署

小さめの警察署だが所轄に東大キャンパスをかかえることで伝統的に格式が高い。代々キャリア署長を務めるならわしで、國松長官もここの署長経験者である。

s19渋谷いいか 
渋谷、今いいか」
「あ、警部。あけましておめで──」

s19新聞これ読んだか01 
「これ、読んだか」

s19リークしたのは 
「ええ、びっくりですね。リークしたのは誰かってことですか?」
「洩らしたのは白鳥だ」

「へ? 警視どのがまさか!」
whitespace10*10
s19だって警視どのは 
「だって警視どのは、オウム捜査をあんなに望んでたじゃないですか。やっとそれが始まったのに、なんで自分でわざわざ台無しにするようなことを?
それにたしか警視どのはマスコミリークをダサいって嫌ってませんでした?」

s19さすがのあいつも 
「さすがのあいつも好き嫌い言ってる余裕なかったんだろ。
年内にもあるって噂だった上九一色のガサ入れな、結局何もなかっただろ」
「ええ、あれ?ってかんじでした」

s19そういうことじゃなくて02

「不都合でもあって延期になったんだ。おそらく検察との調整に失敗した。年内を逃したとなると、統一地方選で追われるから強制捜査着手は選挙が済んでからだろう、つまり4月以降になる」

s07報道ナゾの有毒ガス

白鳥がなりふり構わずムチャしだしたのは松本サリン事件からだ。
さらに4か月オウムに猶予を与えるのは危険と判断して仕掛けたんだな」

「いやあ、さすが警部長年連れ添った夫婦みたいに警視どのを分かってますね」
「ばかもの、経験値にもとづく解析だ解析

「しかしこんなので捜査が早まりますかね? むしろ潰れてしまうのでは」

s19白鳥が松本サリンの 
「いーや、白鳥の狙いはそれじゃない、捜査の後押しなんかじゃない。
今回のこれはあいつにとっても半端じゃない大仕掛けだ。勝負に出やがった。

白鳥松本サリン秘匿捜査をぶちこわしてまでこの記事を見せたい相手は──」

s19新聞井上 
s19井上嘉浩 

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