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【事件激情】サティアンズ 第二十二解 後篇【地下鉄サリン事件】

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s22もういっかいnew 
「もう一回直訴したら、私クビなのでは?」

s22それはいちnew 
「それは一時解除する。君の見解を聞きたい」

警備局の見解でしたら杉田局長が申し上げていると思います」
「それは君の“解析”と同じなのか」

s22いえnewnew 
「いえ」

s22早期突入を支持 
「では君は、早期突入を支持する派か」
一刻も早く。19日でも遅いくらいです。総監とは違う理由で、ですが」
「君が急ぐ理由は」

当該団体代表者のひと声で一気に動きます。代表者の思惑を圧倒するスピードと物量で襲いかかる必要があるんです。
お役所仕事ちんたらやってる猶予はありません」

「そういう君の解析で例の化学物質はどういう位置付けなのだ」

「それをお伝えすることにあまり意味があるとは思えませんが、申し上げます。

三が日に膨大な化学製品が廃棄、プラントが取り壊されたのはほぼ確実です。しかし化学製品が最後の一滴まで消滅し尽くしたかというと、そんな保証はできません」

「では局長の言い分が正しいと?」

s22おとぎばnew 
「おとぎ話として聞いてください。ここにA*Bという2人の人物がいます。
局長の慎重論はそのうちA*のもたらした情報にもとづいています。

s21_3113.jpg 
団体化学製品昨年夏に完成してすぐ外へ持ち出し、どこかに隠してある。上九一色にも残りがまだあるかもしれない』というものです」

「しかし、君はその情報を採用しない。なぜだ」

s11ご冗談を01 
「私、生理的にA*って好きになれないんですよね」
「……ものすごい理由だな」

でもこの判断基準、今まで外したことないですよ。

そしてその君はBを信用していると。
 

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